大阪市東淀川区、吹田市で3万世帯以上に影響した停電、原因はケーブルの劣化
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12時間近く停電していた昨日の事故ですが
原因は74Kv系のCVケーブルの絶縁崩壊による漏電事故だったようです。
別送電ルートだけでは完全復旧できず、移動発電機車による応急送電もおこなっているとのこと
本日、05時43分頃、大阪市東淀川区、吹田市、摂津市の一部で停電が発生しました。
原因と思われる吹田市高城町付近の地中送電線における不具合の特定を実施すべく、当社従業員が吹田市高城町のマンホール内を確認したところ、当該マンホールに敷設されているCVケーブル※1とOFケーブル※2のうち、CVケーブルに穴が開いていることを確認しました。
また、OFケーブルについて、目視で確認できる範囲において、外観上の異常は見られませんでしたが、当該ケーブルに油を充填しているタンクの残油量を確認したところ減少していることを確認しました。
さらに、当該区間におけるケーブル全体の絶縁性能に異常がないかを確認するとともに、停電している箇所の復旧に向けて作業を進めているところです。
昨年点検時には外見上問題がなく
来年、交換予定であったケーブルで事故が起きるのは
埋設高圧系統のしかたないことかなぁとは思ってしまうものの
74Kvですら十分な迂回ルートがないというのもどうなのかなぁとおもってしまったりします。
地上、鉄塔で敷設すると裸ワイヤーで送電するため
碍子に問題が起きない限り絶縁崩壊とはならないものの、
高圧で埋設となると 絶縁層+接地層のケーブルを使うことになるわけで
絶縁層が崩壊してしまうと シールドとアークしてしまうのが
どこで起きるかわからないのが怖いところ。
第三報では完全復旧とはなっていないため
今後も切り替え時に停電となるリスクはありそう
情報源: 大阪市東淀川区、吹田市、摂津市の一部で発生した停電について [第三報]|2017|プレスリリース|企業情報|関西電力