QuickCharge2.0対応充電器から12Vを引き出す。その1
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QuickCharge2.0といえば 5V/9V/12を出力かのうな
高速充電の規格ですが
12Vがほしいデバイスに使うには小細工をする必要があります。
調べてみるとやっぱりやってる人がいるようで
参考元のサイトでは Arduinoを使用していろいろやっているようですが
手元になかったのであり合わせでなんとかしてみる。
参考:
Quick Charge 2.0 電源から 12V とる | tech – 氾濫原
お作法
QuickCharge2.0はクアルコムが策定した規格であり
一応希望の電圧を出してもらうためのお作法があるようです。
D+, D- ラインに対し 0V, 0.6V, 3.3V の3値を使う。
D+ に 0.6V を 1.25s 間かける
D- を 1ms 間プルダウン
設定したい電圧に応じて D+ D- に電圧をかける
Quick Charge 2.0 の仕様 | tech – 氾濫原
うん・・・ めんどくさそう。
とりあえず 分圧して 0.6VをD+.D-にかければいいみたいなので
それっぽい回路を作ってみる。
テストしたQuickCharge2.0ACアダプタは Aukeyの PA-U28
PA-U28自体はディスコンになっているようで
Amazonで入手可能なのは QC3.0対応のPA-T13になりそう。
[amazonjs asin=”B01H1AO6EM” locale=”JP” title=”Quick Charge 3.0対応Aukey 2USBポート 34.5W 軽量コンパクト USB急速充電器対応 ACアダプタ 同時充電可能 AiPower搭載 iPhone/iPad/Galaxy/Xperia/Nexusなどに対応 (ブラック)PA-T13″]
VCCからそのまま抵抗をつけるとQC2.0が発動した際、電圧が変わってしまうので
7803を使って3Vを作成しそれをもとに0.6Vを作る。
ほとんど電流は流れないので もっと小さいのでも問題ないきがする。
抵抗は転がっていた抵抗で
D+ 5.1KΩと10KΩ
D- 4.7KΩと10KΩ
一度D-を 0Vにしないといけないので
常時ONのプッシュスイッチを使い人力で対応することに。
5Vの状態で出力されても困るので12Vのリレーを装備
ついでにパイロットランプを取り付け。
D+ D- ほぼ0.6V状態から
D-を0Vにして
D-を0.6Vにもどすと
12Vが発生
12Vが出力されることまでは確認できたのであとは目的のデバイスが届いてからということに。
9Vがほしい場合はもう少しややこしいみたい
Quick Charge 2.0 電源から 9V をとる (任意の電圧をとる) | tech – 氾濫原