関西電力が深夜電力の廃止とともに、各種料金メニューを見直し、電力自由化での変更阻止か?
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平成28年4月1日より廃止となったメニュー
- ・深夜電力、第2深夜電力、低圧蓄熱調整契約
- ・通電制御型蓄熱式機器割引、5時間通電機器割引
深夜電力は23時から翌7時まで タイマーにより通電するプラン
エコキュートなどデバイス側で通電制御することが多くなってる今
そもそも需要がなくなっているためそこまで影響はなさそう。
3月31日時点で契約を行っている場合継続して利用できるものの
転居・サービス変更などを行うと、廃止されたメニューに復活することはできない。
わりと影響がありそうなのが
オール電化向けの割引プランで
通電制御型蓄熱式機器割引、5時間通電機器割引 の廃止
供給約款の従量電灯の適用範囲に該当し、総容量が原則として4kVA以上の夜間蓄熱式機器(エコキュート等)またはオフピーク蓄熱式電気温水器(多機能型ヒートポンプ式給湯機等)をご使用で、給湯・キッチン・冷暖房等すべての熱源を電気にし、当社との協議が整った場合、「はぴeタイム」の基本料金および電力量料金(燃料費調整額を除く)の合計から10%(割引上限額は1ヶ月につき3,240円)を割引いたします。
順当なオール電化住宅であった場合1割引となっていた割引が
4/1以降の契約では適用できなくなる
また、当サイトでも記事にしていた「はぴeタイム」の加入条件が変更され
蓄熱機器が必須となり、
はぴeタイム│関西電力 個人のお客さま
時間帯別電灯ついては、蓄熱機器必須ではないものの
契約容量は最大使用量基準となる。
代わりに登場しているのが eスマート10
eスマート10│関西電力 個人のお客さま
ご契約電力の算定方法
※最大使用電力
照明やエアコンなどのスイッチを入れると、そのたびにお使いになる電力(使用電力)は増えていきます。
この刻々と変化する使用電力を計量器(スマートメーター)により、30分単位で計量し算出しています。
そのうち月間で最も大きい値を2倍したものがその月の最大使用電力となります。
30分間で3kwh使用した場合 6kwの契約容量となる。
なかなか 30分で3kwh使うことはないと思われるが
エアコン/給湯器/洗濯機など同時に使用した場合超過する恐れは大いにあり
一度契約容量が増えると一年間下がることがないため
無駄に基本料金を払うことになる。
それを防止するには現在の電力使用量をリアルタイムに把握する必要があるわけですが
電力メーターからのBルートサービスを使用した情報収集では 30分ごととなり
データが来た時には時すでに遅しとなる。
HEMSで主幹ブレーカの使用量を眺めて
アラートをあげることにより抑制は可能と思われる。